[10]刺激(情報)と反応(運動)が自由(偶然)に結合する条件反射。
[反射は意識が関与せずに機械的・規則的に起こる]
◎人間の反射は、意識(大脳新皮質)が関与せずに機械的・規則的に起こる、地面に落ちたボールがはずむように。感覚器官が刺激されると、興奮(情報)が(求心性)知覚神経を経由(ボトムアップ)して中枢(延髄・中脳・脊髄)に達し、そこから(遠心性)運動神経を通って(トップダウン)指令が筋肉に届いて反応を起こす。
[反射は脊髄が自動的に働く]
◎例えば、押しピンを踏んだとき、足が無意識のうちに持ち上がる。痛いと感じた時点(大脳新皮質)で意識的に持ち上げるわけではなく、脊髄が自動的に働いて痛みを感じる前にそのような動作(反射)が起こる。しかし、その段階では何が起こったのか理解(大脳新皮質の機能)できない。痛いから反射が起こるわけではない。

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