宇宙原理があなたの中を貫流する

このブクロを通じて宇宙を網羅する基本法則を提示していきたい。

第二章 要素・素材の組合せと統合 [11]異質な情報を新しい観点から結合する創造・発見・発明

[11]異質な情報を新しい観点から結合する創造・発見・発明
[創造は進化であり、進化は創造である]
◎創造は、今までにない新しい物を最初に作り出す。進化論の突然変異は、今までにない新しいもので、それが生物内にうまく組み込まれてより良くなるのが進化である。故に進化は創造である。
[発見・発明は、異質な情報の中に共通性を見、新観点から結合して情報を創造]
◎互いに遠く離れた物どうしがうまく結合すると、大きな創造であり、大発見である。発見・発明は、異質な情報の中に共通性を見つけだしたり、異質な情報を新しい観点から結合して新しい情報を作り出す。振動と伝達から電話が発明された。糸電話は子どもたちが喜ぶ楽しい遊びであるが。
[誰もが納得する合理思考は創造には不向き]
◎思考は、行動を抑制して、内面で情報の処理(収集→分析→整理→統合)を行う。その内で、合理(論理)思考はだれもが納得する現実的で堅い方式なので、創造・発見には不向きである。
[想像力は、過去の経験・知識を素材にして新しいイメージを創る]
◎創造性開発は、発散的思考・想像力・直観に重点を置く。想像は、目の前にないものを、外部感覚情報なしに心の中に思い浮かべる。想像力は、過去のイメージを再生したり、過去の経験・知識・感覚情報を素材にして変形・再構成・総合して全く新しいイメージを創る。
[創造はアイデアを無意識状態の中で直観の形で把握し意識化する]
オーストリア精神分析創始者精神科医フロイト(1856-1939)はいう。一次過程は、心的エネルギーが無意識の中で自由に流れ、ある表象(心の像)が他の表象に置き換えられたり圧縮されたりして変形・創造される。創造面ではアイデアを無意識(操作しないで流れに任せた)状態の中で直観(全体把握)の形でとらえ意識化する。
[意識の中で現実原則に従って統制され拘束され安定し実現する]
◎二次過程は、心的情報(取れたての原石)が意識(積極介入)の中で現実場面にふさわしく変形させる現実原則(合理的思考)に従って統制され拘束され安定したアイデアになる。創造面では意識化された(投網された)アイデアを現実的成果にまで仕上げる。なお肉体は個人的快楽(幸福)・一次過程・快楽原則に従い、ペルソナ(外向人格)は社会との妥協(現実原則・二次過程)を模索する。
[肉体=快楽=無意識=本音と意識=現実=建前の階層構造]
◎人は言語を用いた意識の上位階層(二次過程・言語的・合理思考)とイメージを用いた無意識の下位階層(一次過程・イメージの直観的把握)とが階層構造を成す。一次過程=肉体=快楽=無意識=本音で、二次過程=ペルソナ=現実=意識=建前である。下位階層に降りて行く退行によって創造はもたらされる。