宇宙原理があなたの中を貫流する

このブクロを通じて宇宙を網羅する基本法則を提示していきたい。

第十一章 情報・物質・エネルギーの維持・相互作用・循環  [74]宇宙法則(自然法則・物理法則)と物質はニワトリと卵の関係か

第十一章 情報・物質・エネルギーの維持・相互作用・循環
[74]宇宙法則(自然法則・物理法則)と物質はニワトリと卵の関係か
[自然法則・物理法則は、宇宙開始前、物質出現前から存在するのか]
◎宇宙法則(自然法則・物理法則・科学法則)は、宇宙が始まる前、物質出現の前から存在するのか、それとも宇宙が始まってから徐々に新物質の出現とともに出来上がったのか。まだまだ私たちにとって未知の物質が出現するだろうが、新しい物質が出現するたびごとに新しい科学法則が出現するのか、物質の性質はすでに決定済みなのか。
[初めにことばがあった、万物はことばによって成った]
◎それらについて新約聖書はいう、「初めにことばがあった。ことばは神と共にあった。ことばは神であった。このことばは、初めに神と共にあった。万物はことばによって成った。成ったもので、ことばによらずに成ったものは何一つなかった。ことばの内に命があった。命は人間を照らす光であった」と。
[電磁波は情報とエネルギーを乗せる乗り物]
◎宗教はそれらに対して明快に回答する。ことば=情報・法則、命=エネルギー(気)・意識、神=生命力と置き換えると面白い。「ことば(情報)の内に命(エネルギー)があった」から情報とエネルギーを持つ電磁波を思い浮かべる。「命は人間を照らす光」から、命を(無意識に対して)意識とも見なせそうである。
[天地創造以前に神は思惟された]
◎明快に回答する宗教に対して、哲学者ヘーゲル天地創造以前の神の思惟をロゴス「言葉→言葉を使用する思考能力→思考能力として現れる理性→理性が把握する(世界の一切の存在を支配する)理法(仏性)」だという。
◎宗教は「万物はことばによって成った」といい、哲学は「天地創造以前の神の思惟」という。宇宙法則と物質の関係について、科学は何というのだろうか。